Sound & Recording Magazine 2012年 09月号 が発売されています。

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内容

コーネリアス『CM4』発売記念! 坂本慎太郎「幽霊の気分で」を本誌読者のためにリミックス!!!

■巻頭インタビュー
コーネリアス
『CM4』収録曲解説!
新プライベート・スタジオ紹介!!
付録CD坂本慎太郎「幽霊の気分で(cornelius mix)」の制作手法!!!
コーネリアスこと小山田圭吾が、自身の手掛けたリミックスをコンパイルした“CMシリーズ”の第4作『CM4』がリリースされる。“INTERPRETATION REMIX”と銘打たれているように、彼のリミックスはよくあるクラブ仕様のものではなく、元の楽曲を独自の解釈でもって新たな音響作品として作り直すもの。そういう意味では限りなくコーネリアス・オリジナル作品に近いのである。この巻頭企画では、まず『CM4』に収録されたそれぞれの曲のエピソードを小山田自身に語ってもらう。それに続いて実際のリミックス制作手法を解明すべく、編集部が新たに小山田にリミックスをオファーするという大胆な企画を敢行! 素材としたのは坂本慎太郎の「幽霊の気分で」で、坂本は素材提供を快諾してくれただけでなく、CD盤面/ジャケット用のイラストまで描いていただいた(感謝!)。リミックスされた音源は付録CDに収録しているが、“CD Extra”形式になっており、ROM部分に24ビット/96kHzのハイレゾ版もWAVファイルで収録している(しかも、マスタリング工程を経ないノー・コンプ・バージョン!)。それでは付録CDの音源を聴きながら&記事を読みながら、いかにして“INTERPRETATION REMIX”が出来上がるのか、とくとご覧あれ~。

■特集(1)
トランス、真空管、ディスクリート回路……?
機材の中身が知りたい!
“○○のトランス”“△△の真空管”“ディスクリート回路”……近年、アナログ機材の解説でこれらの単語をよく見かけるが、それらが一体どんなものか理解している人は意外と少ない。そもそも真空管やトランス、トランジスターなどのパーツはいかなる働きをするのか? そうした素朴な疑問に対して識者がやさしく答えるのが本企画である。奥の深い世界だけに誌面でカバーできる内容に限りはあるが、パーツに関する必要最低限のポイントは押さえられる作りになっているので、ぜひ知的欲求を刺激されまくってほしい。識者の協力の下、機材のフタを開けてもらうと、そこは色とりどりのパーツが待つ桃源郷が! さらに後半部では、ハードウェアの開発/改造を手掛ける国内のカスタム工房3社を訪れ、その機材愛をクローズ・アップ。ハードウェアのパーツ一つ一つに製作者の魂が込められている……本企画を読み終えた後、アナタはきっとそう感じることだろう。

≪CONTENTS≫
◎PART1/回路&パーツの基礎知識 by 綱島慶
◎PART2/工房探訪~コニシス研究所、TONEFLAKE、綱島工房

■特集(2)
SoundCloudベーシック・マニュアル
近年では各社DAWが連携機能を強化していることもあり、その存在感を強めている音楽系のWebサービス=SoundCloud。音源アップロード&試聴サービスだと思っている人も多いと思うが、実は情報収集からプロモーションまで、SoundCloudは多彩に使えるツールなのだ。この企画では基本機能から音楽データのアップロード方法を中心とした基本操作を網羅した。これを機にSoundCloudへの理解を深めて、より有効的に使うためのガイドにしてほしい。

■スペシャル・レポート
ピンク・フロイドのプロデューサーが作った
カナダのレコーディング・スクール“nimbus”
今から3年半前、カナダ西海岸の都市バンクーバーに小さなレコーディング・スクールがオープンしました。当初は学生わずか13名というこぢんまりとした体制でしたが、その評判が若い人たちの間に口コミで広がり始めたのです。普通、レコーディング・スクールでは教室での座学とスタジオ実習の両方が行われます。しかし、ここでは初日から100%スタジオ実習で、そもそも教室はありません。学生たちは、さまざまなスタジオ実習を体験しながら経験を積んでいきます。昔はレコーディング・スクールなどは無く、新入りは現場での仕事を通してプロの知識やノウハウを体で覚えたものです。このスクールは、あえてそのころの教え方を再現する方法を採っています。ユニークな校風が注目され、入学希望者がどんどん集まり始めました。オープン以来学生は増えつづけ、2011年は100名、2012年は140名を超える見込みだそうです。全く宣伝活動をしてこなかったにもかかわらず、創立から4年で生徒数10倍という急成長を遂げた背景とは、一体どのようなものなのでしょうか?
実際に訪問して、人気の秘密に迫ります。

■Cross Talk CONFLICT×RLP
ラップトップ・ライブに最適な
MIDIコントローラーを探せ!
テクノ/エレクトロニカ/ダブステップなどエレクトロニック・ミュージックのクリエイターはラップトップ・コンピューターを使ってライブ・パフォーマンスを行う機会が多い。そうした形態が一般化した2000年初頭は“パフォーマンスに動きが無くつまらない”との意見もあったが、近年はDAWに最適化されたコントローラーが数多くリリースされ、より直感的にソフトを操作できるようになってきた。またAPPLE iPadの登場により、タッチ・スクリーンを生かしたユニークなインターフェースのアプリが現れ始めているのも見逃せないトピックと言えるだろう。今回はLow End TheoryのBeat InvitationalやCosmopolyphonicのイベントなど、東京のビート・シーンで長きにわたってライブ・パフォーマンスを行い、コントローラーの進化を肌で感じてきたCONFLICT(KABEYAH&SHIRO)、RLPの2組にハードウェア・コントローラーや最新のiPadアプリをテストしてもらい、“パフォーマンスに最適なコントローラー”について考察してみた。

≪登場機種≫
▼ハードウェア
◎AKAI PROFESSIONAL APC40
◎NOVATION LaunchPad

▼iPadアプリ
◎LIINE Griid Pro
◎DRUW Beatsurfing

■ミックス解剖学
ラッシュ「ヘッドロング・フライト」
by ニック・ラスキュリネッツ
海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説してもらう本連載。今回登場していただくのはニック・ラスキュリネッツ。駆け出しのころ、ロサンゼルスのサウンド・シティ・スタジオでエンジニアとしての腕を磨いた彼は、フー・ファイターズ『ワン・バイ・ワン』(2002年)の共同プロデュース/エンジニアリングを担当したことで一躍人気者となった。それ以来、エヴァネッセンスやデフトーンズ、マリリン・マンソンなどを手掛け、グラミーを3度も受賞するなど、輝かしい実績を積んできた。そんな彼の直近の仕事として注目すべき作品は、ハード・ロックの雄、ラッシュの最新アルバム『クロックワーク・エンジェルス』だろう。今回は、その中で2枚目のシングルとして発売された「ヘッドロング・フライト」にフォーカス。ダイナミズムあふれる音作りの秘密について、ラスキュリネッツ本人に伺った。

■Classic Tracks
マーズ「パンプ・アップ・ザ・ヴォリューム」
イギリスのインディーズ系レーベルの4ADに所属するカラーボックスとA.R.ケインのコラボ・ユニットとして誕生したマーズ。このグループは1987年に「アニティナ(The First Time I See The Dance)」「パンプ・アップ・ザ・ヴォリューム」という2つの楽曲を収めたダブルA面シングルのみしかリリースしていないが、後者の曲は世界的な大ヒットを記録した。既存レコードから録ったサンプルを多用したいわゆるサンプリング曲ながらも、そうした曲としては初めて全英チャート首位を獲得。世界各国のチャート上位に食い込み、さらにはグラミー賞候補に挙げられるなど、ブリティッシュ・ハウスの金字塔を打ち立てたとして世間から高い評価を受けた名曲である。この曲にまつわるエピソードをプロデュース/エンジニアリングを担当したジョン・フライヤーへのインタビューを通して、なぜヒットしながらもシングル一枚限りの活動で幕を閉じることになってしまったのかを明らかにしていく。

■Beat Makers Laboratory
ハウス・シューズ

■people
◎カン
◎ART-SCHOOL
◎ジェレマイア・ジェイ
◎カイト
◎samon kawamura

■report
◎バーニー・グランドマン・マスタリングに名匠・田中三一氏を訪ねる
◎My Favorite UAD-2 Plug-Ins
◎ECLIPSE TDシリーズを頼りにするプロフェッショナルたち~佐久間正英
◎コンサート見聞録:The XX@LIQUIDROOM
◎ライブ・スペース・レポート:Eggman tokyo east

■new products
◎TIPTOP AUDIO Modular Synthesizer
◎STEINBERG Nuendo Live
◎YAMAHA MGP16X
◎NOMAD FACTORY Magma
◎BEST SERVICE Galaxy X
◎MODARTT Pianoteq 4 Pro
◎KORG Polysix For Reason
◎JOMOX Moonwind
◎SE ELECTRONICS SE 2200A II
◎LAUTEN AUDIO Atlantis FC-387
◎RUPERT NEVE DESIGN Portico 517
◎AEA RPQ500
◎BOSS VE-5

■LIBRARY
◎BIG FISH AUDIO Acoustic Indie Pop
◎SAMPLE MAGIC SM26 Mainroom Anthems

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 6.5
◎ABLETON Live 8
◎AVID Pro Tools 10
◎CAKEWALK Sonar X1

■seminars
◎ヒップホップ ビート・メイク道場~ヒット・メイカー編/SUI
◎カンガルー・ポーの『ミックス1年生』/中村公輔
◎Q&A

■column
◎Independent Cities
◎THE CHOICE IS YOURS/原雅明
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎素晴らしきビンテージの世界/三好敏彦
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎私の手放せない一品~白石元久のAURATONE 5C

■sound&recording review
◎ENGINEERS’RECOMMEND
◎RE-ISSUE
◎VIDEO
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