サウンド&レコーディング・マガジン(サンレコ) 2014年1月号が発売されます。
発売日は2013年12月14日、価格は1000円となっています。
プライベートスタジオが特集されており、自宅スタジオを計画されている方には参考に鳴るかとお思います。
また、毎年恒例の「購入ガイド」の小冊子が付録しています。
内 容
特集:プライベート・スタジオ2014
■特集
プライベート・スタジオ2014
アーティスト/プロデューサー/エンジニアの制作スペースを公開する本誌1月号恒例特集「プライベ ート・スタジオ」。今回は、DAW 主体のコンパクトな部屋から各種アウトボードやシンセサイザーなど充実の機材をそろえたスペース、自然と調和したオーガニックな環境まで、海外/国内、計17組を紹 介していこう。多種多様なアプローチで独自の音楽を生み出す彼らのこだわりをひもといていきたい。
≪登場アーティスト≫
◎松浦雅也
◎冨田ラボ
◎織田哲郎
◎奥田泰次
◎ 山中剛
◎久保田麻琴
◎フアナ・モリーナ
◎マシュー・ジョンソン
◎ジャザノヴァ
◎BENI
◎DJ No.2(LGYankees)
◎RYLL(RAM WIRE)
◎Nyolfen
◎椎名もた(ぽわぽわP)
◎AZUMA HITOMI
◎Яyo(ギルガメッシュ)
◎大村真司
■Cross Talk 高橋健太郎 × 葛西俊彦
DSDレコーダーの“個性”を探る
KORG MR-2000S vs TASCAM DA-3000
DSD録音を身近にしたステレオ・レコーダー、KORG MRシリーズ。中でも2008年発売のMR-2000Sは、マスター・レコーダーとしてはもとより、複数台の同期を実現したことでDSDでのマルチトラック・レコーディング環境を実現し、DSDでの音楽録音を一気に現実的にした。本誌でも『Premium Studio Live』シリーズをはじめ、多数のDSD作品を同機でとらえ、配信してきた。そんな中、テープ時代からDSDレコーダーを作ってきたTASCAMがDA-3000を投入。新たな選択肢が登場した中、この2機種で録れる音にはどんな違いがあるのか? DSD録音経験が豊富な高橋健太郎、葛西敏彦の両氏を迎え、それぞれのレコーダーでの再生音のみならず、PCオーディオ向けDAコンバーターでの再生比較も含め、検証していく。
≪登場機種≫
◎KORG MR-2000S
◎TASCAM DA-3000
◎KORG DS-DAC-100
◎TEAC UD-501
◎MYTEK DIGITAL Stereo192-DSD DAC M
■REPORT
亀田誠治が公開レコーディングを敢行!
J-WAVEキャンペーン・ソング制作プロジェクト
2013年10月26日~11月4日までの10日間、東京の明治神宮外苑で開催されたデザインの祭典『TOKYO DESIGNERS WEEK2013』。その一プログラムとして「J-WAVE “25 MAGIC” ウィンターキャンペーンソング~レコーディング・ライブ・プロジェクト~」というワークショップが行われた。これはFMラジオ局J-WAVEの開局25周年を記念するキャンペーン・ソングについて、そのアレンジ&レコーディング過程を公開するというもの。作曲とプロデュース、当日のパーソナリティを務めたのは、ベーシストであり、椎名林檎や平井堅、スピッツなど数々アーティストのアレンジ&プロデュースを手掛けてきたことでも知られる亀田誠治だ。本ワークショップのユニークな点の1つに、J-WAVEのクラウド・ファンディング・サービス=J-CROWD MUSICを通して制作資金を募ったことが挙げられる。当日は約200名の出資者が来場し、亀田とJUJU(vo)、小倉博和(g)、豊田泰孝(manipulator)の4人によるパフォーマンスを楽しんだ。その模様について亀田の言葉を交えながらレポートしていく。
■REPORT
特別鼎談○ピーター・バラカン×フロスティ×原雅明
“ラジオが持つ可能性”
2013年11月2日、渋谷WWWにてRed Bull Music Academy Weekender Tokyoの一環としてインターネット・ラジオ局dublab.jpの協力のもと「BEACON IN THE CITY」が開催された。内外のアーティストを招き、バラエティ豊かなコンテンツが披露された同イベント。当記事ではその冒頭で行われたピーター・バラカン×フロスティ×原雅明による鼎談を誌上再現する。CDの売り上げ減やクラブの閉鎖などによって、再び“音楽を伝えるメディア”として注目を集めつつあるラジオ。おのおのがdublab.jp、InterFM、ロサンゼルスのdublabという現場に身を置く3氏が、“ラジオの可能性”について語り合う示唆的かつポジティブな鼎談となった。
■ミックス解剖学
ジャスティン・ティンバーレイク「ミラーズ」
by クリス・ゴッドベイ
海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けた ヒット曲のミックス手法を直接解説してもらう 本連載。今回登場していただくのはクリス・ゴッ ドベイ。テキサスはヒューストン出身のゴッド ベイは、ロック・バンドでドラムやベースを担当 し、大学に通いながら街にあった小さなレコー ディング・スタジオで働いていた。卒業後ダラ スにあるスタジオDallas Sound Labで働き 始め、そこでカーク・フランクリンと7年間一緒 に作業をし、2005年にグラミーを受賞したア ルバム『HERO』にも携わった。2008年から はティンバランドの右腕として活躍しており、 アシュリー・シンプソン、ジェイ・Z、シャキーラ、 ドレイク、ケリー・ヒルソン、クリス・ブラウン、 そしてロビン・シックの楽曲に参加してきた。今 回取り上げるジャスティン・ティンバーレイクの 『20/20エクスペリエンス』でもメイン・エンジ ニアを務めている。ここではアルバムの中から の2ndシングル曲「ミラーズ」のミキシングに ついてゴッドベイに語ってもらおう。
■behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち
林ゆうき
映画やドラマ、CM、アニメなど、映像作品を音で彩る作曲家の音楽人生に迫る本連載。今回登場いただくのは、作編曲家、林ゆうき氏。林氏はこれまでにTVドラマ『トライアングル』『リーガルハイ』『大切なことはすべて君が教えてくれた』などのほか、映画『ストロベリーナイト』、アニメ『ガンダムビルドファイターズ』といったさまざまな映像音楽を手掛けてきた。しかし大学時代までほぼ楽曲制作の経験がなかったという。幼少期から音楽教育を受けたとしても、作曲家として活躍していけるのはほんの一握りの世界。きっかけは、自身が選手として活動していた新体操の演技用楽曲の選曲だった。ではそこからどのようにしてこの世界に入り、今の地位にたどり着いたのか。現在の拠点である Private Studioにて話を聞いた。
■Beat Makers Laboratory:ピーター・ダンダヴ
■people
◎MGMT
◎池田亮司
◎geek sleep sheep
◎松浦俊夫 presents HEX
■report
◎キティ伊豆スタジオ
◎VINTAGE KING AUDIO
◎Inter BEE 2013
◎API500互換モジュール総覧
◎My Favorite UAD-2 Plug-Ins~草間敬
◎YAMAHA CLユーザー・レポート
◎TASCAM DA-3000~森崎雅人
◎ライブ・スペース・レポート:EX THEATER ROPPONGI
■new products
◎SSL Sigma
◎ROSENDAHL Nanoclocks GL
◎ICONNECTIVITY IConnectMIDI2+
◎ZYNAPTIQ Unfilter
◎BEST SERVICE Forest Kingdom II
◎IZOTOPE Nector 2
◎APHEX Microphone X
◎KRK RP5 G3
◎MANGER Zerobox 109IIE LE
◎SONY PCM-D100
◎UMBRELLA COMPANY BTL-900
◎GERMAN MAESTRO GMP 450 Pro
◎AUDIO-TECHNICA ATH-IM04
◎BEHRINGER Xenyx UFX1604
■LIBRARY
◎RANKIN AUDIO ULTIMATE GARAGE & 2STEP
◎LOOPMASTERS REGGAE & DUB ACAPELLAS VOLUME 4
■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 7
◎ABLETON Live 9
◎APPLE Logic Pro X
◎AVID Pro Tools 11
◎CAKEWALK Sonar X2
◎PRESONUS Studio One 2
■column
◎ツナガル ロクオン 草間敬
◎skmt 2013 to 2014 坂本龍一
◎MUSIC SAFETY RESEARCH 奥田泰次
◎DE DE MOUSEのさっき何話してたっけ?
◎oscillator lover yukihiro
◎THE CHOICE IS YOURS 原雅明
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ 戸田誠司
◎素晴らしきビンテージの世界 三好敏彦
◎Max 6で作る自分専用パッチ~松本昭彦
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎新連載・音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
◎Independent Cities
◎私の手放せない一品~DorianのROLAND MC-909
■sound&recording review
◎ENGINEERS’ RECOMMEND
◎BOOKS